井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

玉押し調整でハブシャフトを固定しないとこうなる。

https://youtu.be/cKNri8pADrI?t=170
上記の動画をご覧いただくと、
玉押し側のハブスパナを固定し、ロックナット側のハブスパナを動かすとありますが、
ハブ軸が固定されていないので、ロックナットを廻す際にハブ軸が供回りしているのがご理解いただけると思います。

ハブ軸の反対側にはフリー側の玉押しがダブルナットで固定されており、
この場合では、ハブ軸が右に回ってしまっているので、フリー側の玉押しが離れて行ってしまい、
ロックナット固定前の想定よりも玉押し調整が緩くなってしまっています。

供回りする量が常に一定であれば、それを見越して調整すれば良いのですが、
シャフトとナットの摩擦と言う不安定な要因が供回りの原因なので、
シャフト(反対側のロックナット)を固定して、シャフトの供回りを防がずに行う玉押し調整は運次第と言う曖昧な作業となり、
「偶然上手く行く」迄何度も繰り返す事になります。