井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

廉価シングルスピードシティーサイクルのギア比

廉価シングルスピードシティーサイクルと言えば、
ギア構成は必ず32x14t、ギア比は2.28。
外装6段のシティーサイクル(ママチャリ)は、
ギア構成は基本36x14-28t(14-16-18-21-24-28t)
ギア比2.28と言うと2番目に重い5段目の36x16tの2.25が近似値となる。
外装6段で言えば、上に1段しか無く、下にはまだ4段あるような重めのギア比になっている。

体力的に余裕のある時であれば、出足だけであれば立ち漕ぎでなんとか、とは思うが、
しばらく続く登坂、ソレも疲労が蓄積している時にこのギア比は、正直勘弁して下さい。って思った。
ちなみに内装3段との比較ではこんな感じ

内装3段ハブの2速のギア比は1.00なので同じ前後ギア比のシングルスピードのギア比と同じになる。

自転車が近距離の移動手段(長距離は疲れるので無理)と言う共通認識が醸成されている原因の一つに、
1番売れている自転車が、低価格=低品質かつ整備不良の未完成品である事にプラスして、
ギア比の基本仕様がクソと言う事があると思われる。
長距離を走れば、狭い島国な訳で平坦ばかり走ると言う訳にもいかず、クソ仕様の自転車で坂を登れと言われれば、そりゃ苦しいに決まっている。

26インチのシティーサイクルだと、ケイデンス90で、
32x14tで25.4km/h
32x16tで22.2km/h
32x18tで19.7km/h 程度
スポーツサイクルよりも空気抵抗を受け、条件の悪いタイヤしか選択肢の無い、シティーサイクルでの巡航速度と考えると、
25.4km/hはチョット頑張り過ぎ、追い風や下りならともかく、シティーサイクルでこの速度で平地無風で巡航できるのは中級者以上だと思うわ。
ティーサイクルの
乗車姿勢による空気抵抗、
上限3barの低スペックタイヤ、
快適装備と低コストから来る車両重量の重さ、
を考慮すると16tか18tが妥当かなぁと思う。

逆に言えば、
乗車姿勢を改善して空気抵抗を減らして、
ホイールの交換で700c化して23cタイヤを履かせて、
泥除け、チェーンカバー、スタンド、前カゴ、ブロックダイナモライト等を撤去すれば、
32x14tでもソコソコいけると思う。