
先に結論から言うと、今回はシティーサイクルの性能を検証するチャレンジとして、26時間弱で274kmの距離を走行してきましたが、
24時間以上も自転車に乗るようなアホな行為は全くお薦めできません。
お薦めはロードバイクで100マイル(160km)、シティーサイクルなら100km程度の距離が走行を楽しめる距離かなと思います。
今現在は自宅に置ける場所の関係で、シティーサイクルは電動アシスト自転車(YAMAHA PAS)を家族共用(家族はあまり乗らないのだけれど)運用しているのだが、
以前、最廉価の黒染め横ハンシルバーのシングルスピード車で140km走行した事があるのだが、

https://inouehinaki.hatenablog.com/entry/2022/05/12/102524
その時は体力が低下している状態で32x14tのギア比で登坂を行うのは困難である事から引き返した経験があったので、
それを改善すれば、ロードバイクで東京ー大阪間を24時間で走覇できるのだから、シティーサイクルでも24時間走れば300km位は走れるやろ、って思っていたのだが、
(実際、300kmを24時間はグロスで12.5km/hでしか無い)
さすがに気軽に挑戦できるような事ではないので躊躇していたのだが、重い腰をあげて挑戦してみた。
今回使用する機材は古いMIYATAの前側のフレームがアルミで造られた内装3段のシティーサイクル(婦人車=ママチャリ)で

昔の装備を近代化改修+αした程度のもので、レギュレーションとしてシティーサイクルの範囲を逸脱しないもの
改修内容は
部品取り車両に装着されていたデュアルピボットブレーキを再整備して流用
ブロックダイナモ+電球ライトをハブダイナモ+LEDオートライト化
標準のシートポストは160cm程度の身長でも短く、シティーサイクルのやぐらは7.5°単位でしか前後の傾斜角度を調整できないので、350mmの1本締めアルミシートポスト化
よくある内装3段の前後ギア比(32x14t)だと疲労状態での登坂に不安があるので小ギアを20tへ変更。
合わせてチェーンの長さが足りなくなるので、標準装着で使用して良かったKMCのZ410RBを再購入?
タイヤは現在は終売になってしまったCSTの450g、4.5bar対応タイヤ
タイヤの空気圧をメーターで管理できるようにパナレーサーのエアーチェックバルブを装着
有利な標準装備としてフレームのメイン構造がアルミ、アルミ製の前後泥除け、ハーフチェーンカバー、重くない樹脂製前カゴが装着されている
仕様上不利な装備としては、リアキャリアと両立スタンド、馬蹄錠連動のハンドルロック機構が挙げられる。
想定していたコースは国道12号線による札幌ー旭川ー札幌で、実際に走行してみると道路標識では片道137km程度との事で往復274kmって感じ。

この標識から旭川駅までが約2.2kmとの事。

歩道が無くて神居古潭の近くへ迂回されられているので137km位かなと。
300kmが目標ではあったが、其処は自宅ー札幌駅間の距離が片道15kmなので、往復したら30km載る事で時間を無視したら距離は300kmを越えるので、距離だけは300kmをクリアしたと言う事にしておく。
ちなみに出発を夜にしたのは
暗い時間帯に旭川の手前にある山道を通りたくなかった
暗い時間帯は体力や集中力のある前半にこなしてしまった方が良いと考えた
帰路で集中力や体力が欠如している頃に暗い田舎道よりは明るい市街地を通る予定にした方が良いと思った
といった考えがあり、暗さ対策で18650リチウムイオンバッテリーが2本入ったヘッドライトを用意した。
コレは街灯の無い場所では明るさは微妙なLEDオートライトを補って余る明るさと十分なバッテリー寿命を持っており、良いチョイスだった。
結果から言うと往路は11時間チョイ、復路は尻、膝、足首などの体調に異変が出てきた事と向かい風の影響もあって14時間以上掛かってしまい、24時間で300kmと言う机上の空論は達成できなかった。
被験者は、160cmチョイ、70kgの軽肥満体型で普段の運動習慣の無い51歳のおじさん。
被験者と自転車以外の条件はロードバイクと揃える為に、ヘルメット、グローブ、服装はロードバイクに準拠。
自転車も、シティーサイクルの走りが悪いのは組み立てや整備、個人への最適化の有無に問題がある事が大きな原因であるとの立場から、
組み立て、整備、調整などは個人的にロードバイクと同様に最良と思われるレベルに、自分で納得できるまで整備、調整済み。
さすがにキヤノンボール達成者にこんなアホな実験を頼める伝手がある訳でもなく、被験者を揃える事はできなかった。
ちなみにaiにママチャリで25時間チョイで274kmを走行できる人がロードバイクに乗ったらって聞いたら、400km台と出たので、自身はロードバイクに乗ってもキヤノンボールを達成できる程の実力はなく、
キヤノンボール達成者がシティーサイクルで挑戦したら、もっと短時間でこなせる(24時間であればもっと距離も伸びる)と思われる。
出発

画像のEXIFに拠ると2026/07/02 21:14

22:24 江別市に入る。

24時間営業のスーパー、トライアルで補給食を買おうと思ったら通り過ぎてしまっていた為、

23:02
江別市役所?向かいのツルハドラッグ江別高砂店で閉店間際に駆け込みで、
ドーナツ、チョコクッキー、水を買い込む。

23:48 岩見沢市に入る。

07/03 01:34 美唄市に入る。

02:37 奈井江町に入る。

02:59 道の駅 ハウスヤルビ奈井江にある日本一長い道の中間地点の標識。
上部の温度計の表記は絶対に間違っていたと思う。

03:32 砂川市に入って夜も明けてきた頃に北菓楼 砂川本店を通過。

05:02 深川市に入る。

05:38 夜も明けて明るくなったので、道の駅ライスランドふかがわにて車両入りで撮影。

06:31 旭川市に入る。
この先で自転車、歩行者用の迂回路として神居古潭の例の橋の脇を通らされる。
しかもその途中で、「クマが出たから気をつけてね!」的な看板があって、ふざけるな!って思いつつ進んだ。

08:12
無事に旭川駅に到着。
往路は11時間で到着。距離を137kmとするとグロスで12.45km/hって所。
コレは殆ど予想通りと言って良い速度だった。
駅前は整然としており、画像の右側にはAEONも有ったのだが、時間が8時過ぎで開いているとも思えなく、
(コレを書く時に確認したら8:00から営業中だった模様、でも初見なので駐輪場が何処とかは良く分からなかったので知っていても寄らなかったと思う)
岩見沢のトライアルで買ったカツ丼が有ったので、
トイレと日陰とベンチのある若草公園(場所は覚えていて名前は今調べた)で食事と休憩をとる。

EXIFでは8:30
帰路はなるべく登坂を避けたかったので、途中、納内、深川、妹背牛のJR沿いを走行して12号に再合流するルートを選ぶも、


12:07 12号に再合流を果たすも12時を過ぎてしまった。
往路と同様のコンディションなら残り8時間で到着可能な距離なのだが、
疲労と身体に蓄積されたダメージ、更に追い打ちで道路沿い残り店前?のノボリがはためく様な向かい風。

14:49 砂川市にて

15:46 美唄市に入る。

17:46 道の駅三笠にて。

19:07 上幌向駅にて

20:59 大麻駅にて

22:57 出発地点のヨドバシカメラ札幌店の店頭に到着。
往路が約11時間だったので休憩込みで復路が13時間なら24時間以内で走破可能であろうと見込んではいたのだが、
現実は雑な机上の空論通りにはいかなかったが完走は果たす事ができた。

ちなみに完走後の帰宅途中の琴似の松屋で牛めしを食べた時の一コマ。
朝日が出た頃にSPF50+の日焼け止めを塗っていたので顔は平気だったのだが、
(風が強かった所為か日焼け止めが流れる程汗もかかず、塗り直しもしなかった、SPF50+はマジ有能だった。)
時刻確認の為に腕時計を衣服から露出していたのと、サイクルグローブの隙間は、しっかり日焼けしてしまった。
帰路は往路と異なり運動量を上げて体温を維持する事が困難だった為、
行きの途中でカツ丼を購入したトライアル岩見沢店で400円程の防風用の上着を購入した。

気温15℃位なら上下長袖のサイクルウェアで何とかなるやろ、と甘く見積もっていたら、
風で体感温度がだだ下がりだった。
あと、尻もパッド入りのレーパンにスプリング付きのサドルやし、何とかなるやろって思っていたら何ともならず、尻に絶大なダメージを負った。
(改めて尻のダメージを確認すると、尻と脚の境目なので、デブ特有の問題なのかもしれない。)
工具等は携帯ポンプと100均パンク修理キット(シティー車はチューブ交換は面倒なので)
チェーンオイルは一応日焼け止めと一緒に袋に入れて持っていった。

補給は水分が
水2L 85円
強炭酸水500ml 64円
ゆずれもんサイダー1.5L 168円 (540kcal)
食べ物が
米粉ドーナツ4個入り 213円 (720kcal)
チョコ&コーヒービスケット 2箱 276円 (1104kcal)
レシートが無いが半額だったミニカツ丼 x 3個 (1800kcal)
アメリカンドッグ 139円 (249kcal)
特デカチョコバー 抹茶 68円 (228kcal)
上記のヤッケ 399円
チャレンジ後、帰宅時に松屋で牛めし 490円 (687kcal)
掛かった費用は全部で2500円程だろうか?
摂取カロリーはざっと上げた分で5328kcal。
個人的な感想を言えば、条件を揃えた場合にシティーサイクルからロードバイクに乗り換える事で履ける下駄は精々1.5倍
4時間掛かる所を6時間確保すれば同じ行程をこなす事は可能。
其処に値段なりの価値を感じる人はロードバイク等を買えば良いが、
速いロードバイクとそのロードバイク乗りの方は、掛けている金額も日頃のトレーニングも別格なので、
誰でもあんなに速く走れる訳ではない事は理解した上での購入をお勧めします。