結論から言うと、
温度センサー部分に塗布されたシリコングリスの劣化に因る釜底の温度計測不良
自宅で炊飯器が不調で買い替えました。
正常だと炊飯が終了すると保温に移行するのですが、炊飯が失敗して停止する症状が数度起きた為です。
新しい炊飯器が来た事で心置きなく分解しました。
本体底の温度センサーを外して分解したところ、シリコングリスがカピっているのが確認されました。
(画像は温度センサーとカピったシリコングリス)
釜底センサーが汚れたまま使うと上手く炊けないそうなので、
シリコングリスが経年劣化でカピったまま使用すると、まぁ拾う温度も想定とは違ってくるし、
経年で徐々に不調になる事にも納得がいく、
ちなみに炊飯器は2012年製なので11年物。
シリコングリスがカピるのも納得ですわ。
画像はシリコングリスを除去した状態、こんな感じで下の2つは直列接続された温度ヒューズで、10A、142℃品。
直列接続されているのは、炊飯器の消費電力が1100wで10Aを超えるからか、温度ヒューズの公差で切れるべき時に切れないという事故を防ぐ為かと。
オレンジの鍋底温度センサーの方はシリコングリスがカピっていたが、裏の2つの温度ヒューズの方のシリコングリスは生きていて拭き取れた。