井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

東京企画販売 双眼鏡 12倍 iPhone スマホ撮影用 セット TKSM-010

12x32の双眼鏡が来ました。
昼間に使うのなら、全然アリな商品です。

ひとみ径が
 8x21で2.625
10x25で2.5
12x32で2.666・・・
って言う感じで、倍率の分、対物口径が増えた感じ。

望むなら、12倍も、もちろん良いんですけど
8x32で4.0、参考価格で¥4980、売価¥3000前後だったら、他の入門機を蹴散らして売れたと思うんだけどなぁ、と思う。

品質は上記の8x21、10x25の入門機に準ずる、か、少し上、と言う感じ。
対物口径と無理のない設計(鏡筒長い、対物が最も前に来ても鏡筒余ってる)。手ブレは、さすがに12倍、やっぱり気になります。

ただ、倍率が違いますので

 8倍だと、スズメがアンテナに停まっているのがわかるだけのが
12倍だと、どんなスズメかわかる
 8倍だと隣の家の電気メーターの数字や製造メーカー名が何とかわかるのが
12倍だと、手ブレはあるが、それでもちゃんと読める

位の違いがありました。

メインのスマホ撮影機能は、
この倍率なので、三脚が必要な訳ですが、
12倍では接眼側鏡筒に、10倍では対物側鏡筒に、ネジ穴を下にしてリングを2本のネジで固定し
下になったネジ穴が3脚用ネジ穴になる、と言うモノ。
ある意味、超強引。
でもアイデアは凄い。

リングの内側は保護リング(黒い環)があって、ねじ止め時の傷に配慮。
左の見口がネジになっていて、回すと外れるので、そこにアダプターを付けて、アダプターに各スマホアダプターを付けて固定
パッケージの60倍はiphoneの5倍デジタルズーム併用時、なので、60倍まで行くかどうか、デジタルズーム時の画質、は機種に依存します。

と、まぁ、良い事は書いた。
ネガティブな面を書こう。
実は自分の不注意で壊しました。
センターのノブで左目のフォーカスを合わせて、右接眼レンズの、視度補正レンズを合わせる訳ですが、
補正量を最大しても、もうチョッと補正が足らなくて、無理して視度補正を壊しちゃいました。
後になって検証すると、センターノブを回した時に、対物レンズが動くのですが、左は良好なのですが、右がガタがあり、左の動きに上手く追従しない。
フォーカスって、一度行き過ぎて戻すじゃないですか、その時に右対物が戻っていない、戻っていないから、視度補正の範囲から外れる→無理した→破壊
と言った流れで、壊しました。


※別な個体を入手して比較した結果、対物レンズのガタもあったのかもしれませんが、
接眼レンズの動きに問題があった事が判明しました。
モノは良いものです、本来こんな値段で買えるものではありません。
新品で買っているんだから、保証があります。
無理なんてせずに、amazonなんだから、返品、交換、マーケットプレイス保証を申請、イロイロ手はあります。無理はいけません。