井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

united arrowsコラボVixen ACTY H8x21 レビュー

8/2追記
北広島の三井アウトレットパークのunited allowsへ再度赴き、
事情を話して別の在庫(コレならまぁ的な物)と交換していただきました。
交換品はCFホイールの回転の重さも、対物レンズの左右の遊びの差も大きく改善しました。
感覚として、組み立ての誤差ではなく、構成部品の精度の問題のように感じました
今回手にした2つの商品には、大きな個体差(当たり、ハズレ)が有り、
ハズレをハズレと指摘できる人にとっては1年間のメーカー保証はとても有益なものであると再確認しました。

自転車なんかだと、中国製の安いのでも調整、加工し直したらソコソコにはなるし、その事で車両自体が保証対象外になる事は無いが、
部品交換する前提の商品ではない双眼鏡は、手直ししたくても、分解=保証対象外になってしまったり、
防水モデルなら、分解=ガス抜けで機能低下になるので、
新品を買う(不具合があれば交換できる)事がとても重要です。



双眼鏡系youtuberさらまにさんの動画で紹介されていた
united allowsコラボモデルのACTY H8x21をリアルショップで買ってきた。
スペック的には、
対物、接眼レンズにマゼンタコーティング
(と言う事はプリズムはコーティング無し)
アイレリーフは11mm、
ツイストアップアイカップは1段
最短合焦距離はスペック上は3.6m(実機はもう少し短い)
機構としては非防水、対物レンズ移動の2軸ダハ
って言う感じで、まぁ廉価モデル。
大きさ(小ささ)、表面仕上(手触り)、デザイン、色、価格(特価)は大変好ましいです。
まぁ、廉価モデルなのでと言うのもあるかとは思いますが、
双眼鏡としての基本機能である、レンズの移動に関する機構は正直微妙でした。
フォーカスホイールの遊びが、最短側へ左いっぱい回してから右へ回すと、45度、中間地点でも30度程ありました。
対物レンズの移動も左右で遊びの幅が異なっており、(致命的欠陥と言える)
右接眼レンズの視度補正を合わせても、左右のフォーカスがキッチリ合焦する事は運任せと言う仕上がりです。
更にフォーカスホイールの回転の具合も微妙で、
小さなレンズを動かすだけなのに回転が重くて、
(対物レンズ移動の鏡筒内面に摩擦低減用のグリスが見えず、エンボス加工?する事で接触面積を減らして摩擦を低減する構造のようです。)
更に近→遠の右回しは重く、遠→近の左回しは若干軽いと言う感じで、
made in chinaにしても、Vixenブランドを背負っている訳で、もうチョット頑張って欲しいですね。

買いに行くのに、片道2時間程自転車でポタリングしたので、
久しぶりに良い運動になったので、そのきっかけとしてだけでも買いに行った価値はソコソコあったのですが、

損切りでリサイクルショップに持ち込むか、
安かったのでバラして不具合ヶ所の手直しをするか、
せっかく1年のメーカー保証があるので、Vixenに相談するか、
united allows の店舗に相談するか、
と言った感じで、選択肢はとりあえず4択。