井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

小型2軸ダハ 注意点

東京企画販売 双眼鏡 12倍 iPhone スマホ撮影用 セット TKSM-010
を購入して、左右の対物レンズの移動の差が気になっていて、イロイロ見ていくと
kenkoが新型を出すそうなのですが

Kenko 双眼鏡 V-TEX 10×25 DH ダハプリズム式 10倍 25口径 2軸式 VT-1025D
kenkoは以前から
Kenko 双眼鏡 10×25 DH SG ダハプリズム式 10倍 25口径 コンパクトタイプ 020234

Kenko 双眼鏡 10×25 DH SG ダハプリズム式 10倍 25口径 コンパクトタイプ 020234

Kenko 双眼鏡 10×25 DH SG ダハプリズム式 10倍 25口径 コンパクトタイプ 020234
を売っていた訳ですが、
対物レンズの移動を昔からある、露出方式に戻しているんです。
我が家に、古い8x21のダハがあるのですが、コレは、対物移動露出方式(勝手に命名)で
コレは真ん中の前方の移動する部分から出ている、2軸用に動くピンが対物移動用内側鏡筒にある穴に刺さっているのですが、
対物移動密閉方式(勝手に命名)では対物移動用内側鏡筒から出ている突起を2本爪で引っ掛けて前後させています。
この2本爪が隙間なく引っかかっていれば、何ら問題ない訳ですが、
隙間が全く無いと、2軸の回転に支障が出たり、摩擦で摩耗が起きる→ガタ、
ただの爪なので、グリスで重い対物の移動を頻繁にする→爪が開いてガタ、
製造公差でガタ
が、あったりすると、左右の対物レンズの動きに差が出て、双眼鏡としての機能に著しい不具合が起こる訳です。
多分、対物移動密閉方式にすると、見た目がスマートになり、対物移動用の2軸可動部のリンクを省略できて低コスト
って言うトコロだったのでしょうが、さすがに、問題が顕著化してきて、旧式に戻したのでしょうね。

と言う事で、東京企画販売の双眼鏡セットも12倍より10倍の方をお勧めします。