井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

自転車、空気入れ、選択基準

自転車の空気入れの選択基準

1 フロアポンプを選ぶ
基本的には足踏み式は地雷と考えましょう。
リンクを介してシリンダーをポンピングするタイプは擦れる場所、壊れる場所が増えるだけ
垂直の短いシリンダーを真上から踏むタイプは、シリンダーのストロークが短く、片足踏みだと全体重をシリンダーに掛ける事ができません。
ただ、ソレでも空気入れが無いよりはマシなので、フロアポンプの保管場所の確保が難しい方は
足踏み式でも良いから空気入れを買いましょう。


2 ポンプヘッド(口金)の締め付け具合の微調整が利く商品を選ぶ。
ポンプヘッド(口金)が空気を漏らさない構造はゴムパッキンを圧縮して気密性を確保しています。
微調整可能な構造になっていないと、
ポンプヘッド(口金)の着脱時にバルブとゴムパッキンが擦れて削れる、
ゴムパッキンの経年劣化による硬化で想定より縮まない事で気密が確保できない、
と言う理由でポンプヘッド(口金)からの空気漏れが発生した時に対処できません。

3 消耗品の購入が可能な製品を選ぶ。
基本構造に問題が無くても、消耗品であるゴム部品が劣化すると、そのポンプは使用不能になります。
消耗品であるゴム部品が入手可能なら、そのフロアポンプの寿命は大幅に延びます。

4 ホースが長い製品を選ぶ。
フロアポンプはエアホースのなるべく長い製品の購入が望ましいです。
エアホースの長さが足下からフロアポンプのハンドルまでしかないような旧来のフロアポンプだと、
バルブがホイールの上端にあると、バルブ位置を移動させないとポンプヘッド(口金)が接続できない場合があります。
バルブ位置が下端であれば、エアホースが短くても問題なく使用可能ではありますが、
屈む事なくポンプヘッド(口金)をバルブにセット可能
フロアポンプを置く位置がアバウトでもポンプヘッド(口金)を容易にセット可能
と言うのは、使用頻度が高い場合には大きなメリットになります。
自転車にズブズブと嵌って、メンテナンススタンドを使用するようになった場合に
メンテナンススタンドから下ろす事なく空気圧を調整する事が可能になります。

5 エアゲージ付きの製品を選ぶ。
何故この項目がこの位置なのかと言えば、フロアポンプに付属のエアゲージは信頼できるのか?
と言う疑念があるからです。
英式バルブを使う層であれば、リム打ちパンクしないであろう空気圧が入っていればOK
空気圧を気にする層であれば、指摘されるまでも無く、エアゲージ付きのフロアポンプを選択するであろうと考えられます。