モバイルバッテリーの充電回数(実効容量)について。
手持ちのモバイルバッテリーの表記容量は3.7V/22400mAh/82.8Whとなっています。
コレはあくまでも内部のバッテリーセルの容量で、モバイルバッテリー出力電圧の5Vにロス無く変換できたとすると5V/16576mAh/82.8Wh、3.7Vを5Vに変換する回路の変換効率が実験した人の結果を参考にすると90%前後なので概算で10%の損失が有るとして5V/14918mAh/74.6Wh。
コレがモバイルバッテリーから出力されるであろう電力。
スマホ内部のバッテリー電圧は5Vでは無い訳で、電圧変換と充電制御で、また10%程度ロスすると考えると
3.7V/18143mAh/67.1Wh、
コレなら4000mAhバッテリーのスマホを4回充電できるんじゃね?となりそうだが、電源が完全に切れた状態なら可能かもしれないが、モバイルバッテリーから充電する際にはスマホのバッテリー残量が足りないから使う訳で、使用中で使用を継続しながらの充電であれば画面表示や通信、アプリの処理等にも電力が使用されている、使用していないくても待ち受けはしている訳で、
電圧変換2回で0.9x0.9で0.81、それと充電中の動作しているスマホの消費電力も考慮すると表記mAhの7割から6割の容量分のスマホバッテリーへの充電が可能だと考えておくと予想を大きくは外さない。