井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

ロードバイクのハイエンドモデルが高過ぎる問題

ロードバイクで遥かな高みを望むと価格がえげつなく跳ね上がる訳ですが

エアロダイナミクスや軽量化の為にスポークの本数を減らしたい→その分強度の高いリムが必要→アルミリムだと重くなるのでリムを軽くしたい→カーボンリムを使いたい→高額なリムが減るし制動力が低下する→油圧ディスクブレーキで解決。

エアロダイナミクスの為にリム高の高いリムを使いたい→アルミでは重過ぎるのでカーボンリムを使いたい→高額なリムが減るし制動力が低下する→油圧ディスクブレーキで解決。

エアロダイナミクスの為にワイヤーを隠したい→ハンドルやフレーム内装にすると、ワイヤーのルートが厳しくてブレーキやシフトチェンジのスムーズな動作が損なわれる→油圧ディスク、Di2化で解決。

かなりこじつけ感がありますが、空気抵抗の低減と軽量化を高い次元で両立させつつ、
他の性能を損なわない為に高額になってしまった訳です。

多少重くても構わない、エアロダイナミクスを考慮するような高速での走行は殆ど行わない場合、
アルミリムでワイヤー外装であれば、リムブレーキ、ワイヤー引きディレイラーで構わないと思います。

ただ、カーボンリムだとOPEN PRO位の重量で50mmディープリムが選べるんだよね。
リムの強度も高いのでスポーク本数も多くなくても平気だし、油圧ディスクでブレーキ性能を確保すれば、
お値段と横風問題以外はデメリットが無さそう。

リムブレーキモデルは完全に入門用って事にしてリムブレーキ用のホイールはWH-R500と
65kg程に体重制限を設定して(車体と乗員込みで80kg制限とか)、リム重量450g位のWH-R500LWとか継続して売ってくれるなら、
後は新規発売の完組はディスクブレーキ用のみでも良いです。