井上日奈季の日記

基本的には世界に何かを発信する用では無く、どこからでも確認可能な個人用のメモと言う扱いです。

フロントシングルのデメリット

結構流行っているフロントシングルのデメリットについて記載してみる。
乗っている人間が一緒なら巡航速度は〇〇km/h位と言うのはある程度決まってくる。
フロントシングルの場合、
巡航時に使う歯が殆どソレ1枚になる
(フロントダブル、ケイデンス90で30km/hを例にするなら36x13t、50x18tと使い分ければ、2倍とは言わなくても1.4倍は長く使えるだろう)
前を小さくした分、後も小さくなって、少ない歯で同じ負荷を受ける事にもなるので
上記の原因の合わせ技でプロケットの摩耗が理論上早くなる。
スプロケットやチェーンリングの歯が大きい方が、チェーンが1周する間にチェーンが曲がる角度の総和が小さくなるので、チェーンの摩耗や抵抗の点で有利になる。
フロントシングルでチェーンリングを小さくして巡航時にトップ側を使うより、
ダブルでアウターxミドルを使う方がチェーンラインに無理がなくなる。
フロント多段の方が同じ範囲のギア比をカバーする際に、スプロケットをナローレシオにできる。
動力の伝達と言う観点ではフロントシングルに優位性は無いように思える

サードパーティー製のスプロケットだと歯1枚での入手が困難→超ワイドレシオスプロケットは割高で、ランニングコストは最悪かと。

シマノの低グレードでロー側36tとか迄なら買い直しても安いし、歯もリペアパーツで買えてランニングコストの面の問題も無い。